レインボー・ジャパンは2023年10月1日に株式会社プロネクサスと合併いたしました。

コラム

企業価値や信用に影響を与えるコーポレートサイトの重要性

コーポレートサイトとは、企業の概要や事業、取り組み、考えなどを、サイトに訪問いただいたユーザーにしっかりと伝えるための企業のWebサイトです。ますます重要視されるコーポレートサイトにおいて、制作する前に明確化しておくべきことや求められる情報について解説していきます。

目次

  1. コーポレートサイトの重要性
  2. コーポレートサイト制作を始める前に明確にすること
  3. コーポレートサイトに求められる情報とは?
  4. コーポレートサイト制作は大変?

1. コーポレートサイトの重要性

コーポレートサイトは、企業の概要や事業、取り組み、考えなどを、サイトに訪問いただいたユーザーにしっかりと伝えるための企業のWebサイトとお伝えしました。では、コーポレートサイトには、どのようなユーザーが訪問するのでしょうか?

顧客・取引先、株主・投資家、就職希望者、従業員、マスメディアなど、さまざまなユーザーが訪問します。どのユーザーであれ、初見の訪問ユーザーは、「コーポレートサイト = 企業そのもの」と認識し、コーポレートサイトでその企業の印象を決めます。つまり、見たい情報が掲載されていない、情報が探しづらい、デザインが古いなど、マイナスの印象を与えてしまうと、それだけで企業の価値や信用を落としかねません。

それぞれのユーザー視点に立ち、情報、デザインともに「企業価値や社会的信用」を伝えることのできるコーポレートサイトを構築することが求められます。では、「企業価値や社会的信用」を伝えることのできるコーポレートサイトを構築するには、何が必要なのでしょうか。

2. コーポレートサイト制作を始める前に明確にすること

「企業価値や社会的信用」を伝えることのできるコーポレートサイトを構築するには、以下を明確にしておくことが重要となります。

・だれに向けたサイトか?
・自社にとってのサイトの役割は?
・サイトから期待する効果は?

ターゲットとゴール、そして得られる効果を具体化することで、その後の企画の検討やプロジェクト進行時のメンバーの意識が統一され、一貫性をもったサイト構築が行えます。

だれに向けたサイトか?

さまざまなユーザーがいる中で、「だれに一番情報を届けたいのか? 」を明確化します。よく、すべてのユーザーに情報を届けたいという要望をいただきますが、「すべてのユーザーに届ける = 情報がぼやけ、結局誰にも届かない」ということが多くあります。伝えるべきユーザーをある程度絞る方が、戦略がより明確になり、効果的なサイト構築につながります。

自社にとってのサイトの役割は?

「ブランディングを強化する」「営業活動に貢献するサイトにする」など、自社にとって、サイトをどのような立ち位置で、どのように活用していきたいのかを明確化しておきます。

サイトから期待する効果は?

サイト訪問者を毎月●件まで増やしたい、お問い合わせを毎月●件獲得したいなど、サイトを構築した後に期待する効果を明確化しておきます。それがサイト公開後の運用指標になり、効果的なPDCA、更なるサイトの成長に繋がります。

3. コーポレートサイトに求められる情報とは?

コーポレートサイトに求められる情報は大きく分けて以下のような「5つの伝える」があります。

・自社を伝える
・事業内容を伝える
・自社の価値や想いを伝える
・社会的役割を伝える
・経営情報を定量的に伝える

さまざまな角度で自社を伝えることで、理解と認知を深め、他社との差別化、競争優位に立つことができると考えます。

自社を伝える

企業としての基本情報を伝えます。基本的には以下の情報が掲載されていればよいと考えます。

・トップメッセージ
・企業理念
・会社概要
・組織図
・沿革
・事業拠点
・グループ会社一覧

事業内容を伝える

どのような事業を行っているのかを伝えます。シンプルに事業の紹介でも構いませんが、可能であれば事業の強みや市場における優位性を示せると、他社との差別化、顧客の興味、期待の醸成につながります。

企業の価値や想いを伝える

自社の強みや提供価値を分かりやすくユーザーに伝える必要があります。
「自社の強みはなんだろう?」と、案外、自分の会社について理解できていないものです。
一度、自社の強みや提供価値を整理してみることをお勧めします。
また、最近では、中長期的視点で、どのようなビジョンをもっているのかを明文化する企業も増えてきました。
ビジョンが明確になれば、株主・投資家へのアピールや採用希望者の興味醸成、従業員のモチベーション向上など、さまざまな効果につながります。

社会的役割を伝える

近年、サステナビリティに対する企業の取り組みへの関心がさらに高まっています。取り組み度合いにより、取引先を選定する企業も増えてきています。とはいえ、取り組みの事実がなければ、情報を発信することはできません。情報の整備がまだできていない場合は、まずは、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)の特定と、その解決に向けたサステナビリティ方針の策定からはじめてはいかがでしょうか?

経営情報を定量的に伝える

上場企業の場合は、財務情報をはじめとした経営情報をミスなく正確に提供していく必要があります。
過去、現在、未来において、株主・投資家目線で知りたい情報、伝えるべき情報の充実が求められます。

4. コーポレートサイト制作は大変?

正直に申し上げますと、とても大変です。改めて自社を理解し、サイトの役割やサイト構成を検討し、関係部署との調整を図り、情報の準備、成果物の確認などさまざまな業務が発生します。

弊社では、今まで数多くのコーポレートサイトを制作させていただきましたが、企業のご担当者は、本業との兼任でコーポレートサイトのリニューアルプロジェクトに参画されていることがほとんどで、「そんな時間はさけない!」「本業が手いっぱいでサイトまで手が回らない」などのお声を多くいただいておりました。

「そのような課題を解決できないものか?」と考え、弊社では、今までのコーポレートサイト制作の経験や知見を活かし、ベストプラクティスと呼べるコンテンツ・構成を抽出し、あらかじめ最適な状態で構築されたサンプルサイトを完成させました。そのサンプルサイト通りに原稿や画像を組み込んでいけば、効率的且つ短期間で、最適なコーポレートサイトが制作できるパッケージサービスです。ご興味のある企業様は是非お気軽にご相談ください。

サンプルサイトイメージ

コーポレートサイト制作に関するご質問、ご相談は、是非お気軽にご連絡ください!

プロネクサスでは、パッケージを活用した効果的なコーポレートサイト制作から、自社オリジナルのサイトを一から企画、制作とワンストップで対応するスクラッチ開発まで、お客様の課題やご要望に応じた柔軟なご提案が可能です。

コーポレートサイトをリニューアルしたい、新たに制作したいなど、お考えの企業ご担当者様は是非お気軽にご相談ください。